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オール電化住宅のリフォームの費用相場や補助金・助成金制度を解説
今の家をより快適にするために、オール電化住宅にリフォームすることを考えている方もいるかもしれません。
そこで、本記事ではオール電化住宅で採用される設備や、リフォームする際の費用相場、オール電化住宅へのリフォームで使える補助金制度などを解説しています。
オール電化住宅へのリフォームを計画している方は、ぜひ参考にしてみてください。
オール電化住宅とは
オール電化住宅とは、石油やガスを使わずに自宅にある全ての設備の熱源を電気に切り替えた住宅のことです。
年々オール電化住宅の家は増えており、新築住宅では3件に1件の割合でオール電化住宅が採用されています。
中古住宅やマンションでもオール電化住宅へリフォームしているご家庭も増えており、これからも注目が高まっていくと思われます。
オール電化住宅で採用される設備とそれぞれの費用相場
オール電化住宅で採用される設備とそれぞれの費用相場について解説していきます。
オール電化住宅では、以下のような設備がよく採用され、新築住宅やリフォームで導入する人が増えています。
- ・IHクッキングヒーター
- ・エコキュート・電気温水器
- ・床暖房
- ・太陽光発電
- ・蓄電池
- ・V2H
それぞれの設備についてと、リフォームした場合にかかる費用相場をみていきましょう。
IHクッキングヒーター
IHクッキングヒーターは、火を使わずに加熱調理ができるキッチン設備です。
スイッチを入れると、IHクッキングヒーターに内蔵されているコイルに電流が流れて、鍋やフライパンの底を発熱させる仕組みになっています。
ガスコンロの場合、五徳に鍋やフライパンを乗せて加熱しますが、IHクッキングヒーターには五徳は使われないので、掃除がしやすいというメリットがあります。
また、火災の心配も少なく、消し忘れた時に一定時間を過ぎると勝手に電源がオフになる安全機能がついたものもあります。
ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換する場合、本体価格と配線機器・ブレーカー費用、配線工事費、既存のガス設備の撤去費用、IHクッキングヒーターの設置費用がかかります。
IHクッキングヒーター本体の価格にもよりますが、費用相場は大体15〜30万円程度です。
エコキュート・電気温水器
エコキュートと電気温水器は、どちらも電気でお湯を沸かす設備のことです。
エコキュートは、ヒートポンプという技術で熱を集め、貯湯タンクにお湯をためて使用する電気給湯器です。
電気料金の安い深夜帯にお湯を沸かしてタンクにためて、日中にタンクからお湯を出して使うため、電気代を安く抑えられるメリットがあります。
また、タンクにお湯をためておけるので、災害時の生活用水としても仕様ができます。
電気温水器は、タンク内に設置された電気ヒーターが熱くなってお湯を沸かしてためておく設備のことです。
電気温水器の方が価格が安いですが、エコキュートの方が大幅に電気代を安くできるという違いがあります。
ただ、エコキュートの設備であるヒートポンプと貯湯タンクはサイズが大きく、十分な設置スペースを取る必要があります。
電気温水器の方が小型のため、マンションなど設置場所が限られている住宅には電気温水器の方が向いていることもあるようです。
ガス給湯器からエコキュート・電気温水器にリフォームした場合の費用相場は以下のようになります。
・エコキュート 約50〜80万円程度
- ・電気温水器 約30〜50万円程度
それぞれ、エコキュート・電気温水器本体と、工事費用、漏電ブレーカーなどの費用が含まれています。
床暖房
床暖房は、電気を使って床を温める暖房設備のことです。
温め方には以下のような種類があります。
・床材の下に張り巡らせたパイプ内にお湯を循環させる温水式
- ・内蔵された蓄熱ブロックを深夜電力で温めておく蓄熱式 など
温水式は、床の温度で温度調節できるので部屋全体を温めたい方におすすめです。蓄熱式は夜間に蓄熱材を温めて昼間に使用できるので、電気代を安く抑えることができます。
床暖房を導入する場合、本体設備とフローリング材、床の断熱材や工事費がかかってくるので、費用相場は施工面積別に以下のようになります。
・6畳 蓄熱式の場合は約30〜55万円、温水式の場合は約35〜65万円
・8畳 蓄熱式の場合は約32〜70万円、温水式の場合は約40〜100万円
・12畳 蓄熱式の場合は約50〜85万円、温水式の場合は約65〜110万円
・20畳 蓄熱式の場合は約70〜110万円、温水式の場合は約75〜160万円
施工面積や、蓄熱式・温水式のどちらかを選ぶなどによって費用が大きく変わってきます。
太陽光発電
太陽光発電システムは、太陽の光を太陽光パネルで集めて、自宅の電気として利用するためのシステムです。
昼間の電気を自家発電によって賄えるようになるため、電気代を大幅に節約することができます。また、自宅で使用しなかった余剰電力は電力会社に売電することもできるので、ちょっとしたお小遣いを得ることも可能です。
太陽光発電の設置は、他のオール電化の設備よりも高めで、費用相場は大体100〜300万円程度かかってきます。
設置する太陽光パネルの枚数やパワーコンディショナーの数、足場の設置が必要になるかどうかでも価格帯が変わってきます。
蓄電池
蓄電池は、太陽光発電で作られた電気を蓄えておける設備です。
日中使わなかった電気があれば、蓄電池にためて夜間に使うことができます。
うまく蓄電池と太陽光発電を利用することで、自宅で使う電気のほとんどを自家発電で賄えます。また、停電時に蓄えていた電気を使えるため、数日間は電気のある生活を送ることも可能です。
費用相場は約100〜200万円程度になります。
V2H
V2Hとは、電気自動車に搭載されているバッテリーで蓄えた電気を家庭で使えるシステムのことです。
太陽光発電とともに設置すれば、日中は太陽光発電によって発電した電気を電気自動車に蓄えて、その電気を夜間に住宅で使うことができます。
費用相場は、大体90〜150万円程度です。
蓄電容量や配線状況などによって費用が変わってきます。
また、電力会社系列の会社では定額制のサービスもあるため、V2Hを導入予定の方は調べてみましょう。
オール電化住宅リフォームで補助金・助成金制度は使えるの?
オール電化住宅のリフォームでは、リフォーム工事の内容によっては補助金や助成金制度を利用することができます。
ここでは、子育てグリーン・給湯省エネ2025事業について解説しています。
【子育てグリーン住宅支援事業】
子育てグリーン住宅支援事業は、住宅の省エネ改修をする際に対して補助金による支援を行っている事業です。
2050年のカーボンニュートラルな社会を目指すために行われており、リフォームでは最大で60万円の補助金を受け取ることもできます。
ただし、補助金を受け取るためには該当するリフォーム工事をしなければなりません。
オール電化住宅リフォームをする場合、補助対象商材の「エコ住宅設備の設置」に該当する可能性があり、5万円の補助金が受け取れる可能性があります。
なお、太陽光発電設備の設置工事は対象にはなりません。
様々な条件があるため、自分たちが行う予定のリフォーム工事が子育てグリーン住宅支援事業の条件を満たすかどうかはホームページの閲覧や問い合わせで確認しましょう。
【給湯省エネ2025事業】
給湯省エネ2025事業は、エコキュートなどの高効率給湯器の導入の支援を行う補助金制度のことです。
エコキュートを導入することで6万円の補助金を受け取ることができます。
また、エコキュートを導入する場合、以下のどちらかの要件を満たす設備であれば補助額が加算されて交付を受けられます。
- ・A要件(4万円加算):インターネットに接続可能な喜寿で、翌日の天気予報や日射量予報に連動することで、昼間の時間帯に沸き上げをシフトする機能を有するものであること
- ・B要件(6万円加算):補助要件下限の機種と比べて、5%以上CO2排出量が少ないものとして、a又はbに該当するものであること。(a.2025年度の目標基準値(JIS C 9220 年間給湯保温効率又は年間給湯効率(寒冷地含む))+0.2以上の性能値を有するもの、又は、b.おひさまエコキュート)
A.Bどちらの要件も該当するエコキュートの場合、補助額が7万円加算されて13万円を受け取ることができます。
オール電化住宅にするメリット
そもそも、オール電化住宅にすることでどんなメリットが得られるのかはご存知でしょうか。
オール電化住宅にすることで得られる7つのメリットについて解説します。
①光熱費を一本化できる
オール電化住宅にすることで、光熱費の管理を一本化することができます。
ガスと電気を併用する場合、それぞれ電気料金とガス料金が別々にかかりますが、電気で一本化されることで管理がしやすくなり、節約対策もしやすくなります。
②電気代を安くできる
オール電化住宅にすると、電気代を安くすることもできます。
エコキュートを導入すれば、深夜にお湯を沸かすため、深夜料金の安い電気料金プランを利用することで、電気を節約することが可能です。
また、太陽光発電や蓄電池も導入すれば、大幅に電気代の節約を実現できます。
③熱効率の良い設備を使える
エコキュートや温水式の床暖房はヒートポンプを活用した機器です。ヒートポンプは空気中の熱を集めてエネルギーとして利用する技術ですが、この技術はエネルギーを効率よく使えるため、省エネ設備でもあります。
また、IHクッキングヒーターも熱効率の良い設備です。
IHクッキングヒーターの上に置いた鍋の底に電流を発生させることで鍋底を熱くさせるので、直火のように無駄になる熱が少なくなります。
熱効率の良い設備を使うことで、無駄に電気を消費させずに調理をしたり、お湯を沸かしたりすることができます。
④火災・事故の心配が少ない
ガスコンロのように火を発生させないため、IHクッキングヒーターでの火災・事故の心配が少ないです。
消し忘れ防止機能がついたIHクッキングヒーターもついているので、小さい子供やご高齢の方と一緒に住む方には安心できる設備ではないでしょうか。
⑤災害時の備えになる
エコキュートは、貯湯タンクに水をためられるため、災害時に生活用水として使うことができます。また、太陽光発電システムと蓄電池があれば、停電時にも電気を使用することが可能です。このように、オール電化住宅にすることで、災害時にも備えられるというメリットがあります。
⑥省エネになる
太陽光発電、蓄電池、V2Hなども一緒に導入することで省エネ効果を高めることができます。ただ、より省エネを発揮させるには、住まいの断熱性能を上げて冷暖房効率を上げる必要もありますが、住宅の性能を上げることで省エネになるだけでなくより快適な住空間を作ることが可能です。
⑦火災保険の割引が受けられる可能性がある
オール電化住宅にリフォームすることで、保険会社によっては火災保険料が割引になる可能性があります。
ただ、割引の適用を受けるためにはオール電化住宅であることを証明する書類が必要になってきます。また、割引対象になるかどうかは保険会社によって異なるため、保険会社に確認をとってみましょう。
オール電化住宅で感じるデメリット
続いて、オール電化住宅でのデメリットについてみていきましょう。
メリットの多いオール電化住宅ですが、考えられる6つのデメリットがあるため、解説していきます。
①停電すると熱源が使えなくなる
停電すると熱源が使えなくなります。ガスを併用している住宅ならコンロでお湯を沸かしたり料理したりできますが、オール電化住宅では停電時にIHクッキングヒーターや給湯器を使用できません。そのため、災害時に備えてカセットコンロなどを用意しておく必要があります。
②調理器具を選ばなければならない
IHクッキングヒーターは、IHクッキンヒーター対応の調理器具でなければ使用できません。
また中華料理のように鍋をあおりながら調理する料理は、IHクッキングヒーターの性質上調理が難しいです。そのため、料理付きの人にはIHクッキングヒーターは物足りなく感じる可能性があります。
③設置費用が高い
IHクッキングヒーターやエコキュートはガスコンロやガス給湯器よりも高額です。
そのため、ガス併用住宅よりも設置にかかる初期費用が高くなりやすいというデメリットがあります。
ただ、オール電化住宅を導入することで、電気代を安くできるなどランニングコストを抑えられるというメリットがあるため、長期的に見るとオール電化住宅の方がお得ではあります。
④電気料金プランの見直しが必要
エコキュートは夜間にお湯を沸かすため、深夜帯に電気料金が安くなるプランへの見直しをする必要があります。
ただ、このプランに変更すると日中の電気料金が割高になってしまう可能性があるため、日中家にいることが多い方にとっては、電気代の節約が難しい場合もあるようです。
電気代を効率よく節約するためにも、自分たちの生活スタイルにどの電気料金プランが合っているのか見直しをしなければなりません。
⑤ガスに戻す場合の工事が大掛かりになる
オール電化住宅からガス併用住宅に戻す場合、配管工事やガス設備の設置などが必要になります。
そのため、かなり大掛かりな工事となり、工事費用も高くなってしまいます。
⑥マンションだとリフォームが難しい
マンションでは電気容量が建物全体で決まってます。
そのため、オール電化住宅にするためには建物全体の電気容量を増やす必要が出て、環立組合で協議してもらわなければなりません。
また、オール電化住宅に必要な配線や配管工事はマンションの共有部分に影響するため、戸建て住宅よりも様々な要素が絡んできてリフォームが難しいと言われています。
マンションにお住まいの方でオール電化住宅へのリフォームを希望する方は、業者と相談しながら慎重に進めていかなければなりません。
【リフォーム業者が教える】オール電化住宅へリフォームする際の注意点
最後に、オール電化住宅へリフォームする際の注意点について解説していきます。
注意すべきポイント5つについて、早速みていきましょう。
①電気料金プランは必ず見直しをすること
先にも述べましたが、電気料金プランは必ず見直しをしましょう。
自分たちの生活スタイルに合った電気料金プランにしなければ、うまく電気代の節約ができない可能性があります。
地域によってはガス代の方が圧倒的に安いところもあります。その場合、オール電化住宅にしたことで必ずしもお得というわけではないため、ガス代の基本料金も見直してみましょう。
②光熱費をより削減したいなら断熱リフォームの検討もしよう
光熱費をより削減したいなら断熱リフォームの検討もおすすめします。
家の断熱性能を上げることで、室内の熱が外へ逃げにくくなり、外気の影響を受けにくい高気密・高断熱住宅にすることができます。
高気密・高断熱住宅にすることで、冷暖房効率を上げることが可能です。
つまり冷暖房にかかる電気代を大幅に節約することができるのです。
より光熱費の節約を目指したいなら、断熱リフォームも考えてみてはいかがでしょうか。
③エコキュートは設置スペースとタンク容量の確認をすること
エコキュートはヒートポンプと貯湯タンクの2つを設置しなければなりません。
そのため、家の外に設置できるスペースがあるかどうかを確認しておく必要があります。
ちなみに、温かいお湯をすぐに給湯できるようにお風呂の近くに設置することが一般的です。
また、貯湯タンクの容量も確認しておきましょう。
家族や1日に使用するお湯の量に合わせたタンクを選ぶようにしてください。
タンクが小さければその分費用は抑えられますが、お湯切れなどを起こして使い勝手が悪くなったり、余計な電気代がかかる可能性があるため、適切な容量のタンクを選びましょう。
④配線工事が必要か確認すること
IHクッキングヒーターやエコキュートには200Vの電源が必要です。そのため、場合によっては電線から引き込む工事をしなければならず、その分の電気代が高くなる可能性があります。
200Vの配線が屋内の分電盤まできていれば、1万円程度で工事を済ませられますが、外から引き込む場合、5〜20万円程度かかることもあるようです。
リフォーム会社に見積もりをとってもらう際に配線チェックもしてもらうようにしましょう。
⑤業者選びは相見積もりをとって決めること
オール電化住宅のリフォームを行う際、初めから業者を1社に絞らず複数の業者から見積もりをとって、金額を比較しましょう。
金額を比較することで、リフォームにどのくらいの費用がかかるのか費用感がわかってきます。また、複数の業者と関わることでより優良な業者と巡り会える機会も増やすことが可能です。
誠実に対応してくれるのか、こちらの質問に的確な答えをしてくれるのかなど、業者と打ち合わせしながら自分と相性の良い業者を見極めましょう。
まとめ
オール電化住宅について解説しました。
オール電化住宅にリフォームすることはメリットが多いです。
また、補助金や助成金制度も利用できる可能性があるため、お得に工事ができる場合もあります。
これまで解説したことを参考に、オール電化住宅のリフォームを検討してみましょう。
エコキュートとは?メリット・デメリットや後悔しない選び方を解説
エコキュートは電気を使ってお湯を沸かす給湯器です。省エネ住宅への注目が高まっていく中、給湯器にエコキュートを採用する人も増えています。
本記事では、エコキュートとは何なのか、メリット・デメリットや後悔しないための選び方について解説していきます。
エコキュートについて、詳しく知りたい方は、ぜひ本記事をご覧ください。
エコキュートとは?
エコキュートとは、ヒートポンプ技術によって発生する空気の熱を使って、お湯を沸かす家庭用給湯システムのことをいいます。
ちなみに、正式名称は「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」で、エコキュートは、日本の電力会社や給湯器メーカーが使っている愛称です。
基本的にエコキュートは毎日夜間に必要な量のお湯を沸かして使います。夜間の料金が安い電気料金プランに変更して夜間にお湯を沸かすことで、電気利用量を少なくして電気代を安く抑えることが可能です。
また、ガスや灯油を燃焼させたり電気ヒーターを使ったりしてお湯を沸かす他の給湯器と違い、エコキュートは空気の熱を使ってお湯を作ります。
そのため、消費するエネルギー量が少なく、省エネな設備としても注目を浴びています。
エコキュートの仕組み・特徴
まず、エコキュートは以下の2つで構成されています。
- ヒートポンプ
- 貯湯タンク
ヒートポンプは、エアコンの室外機と同じ形をしている熱を作り出す機械で、貯湯タンクは、沸かしたお湯を貯めておくタンクのことです。
エコキュートは空気の熱を使ってお湯を作るという特徴がありますが、以下のようにして
お湯が作られて貯湯タンクにお湯が貯められています。
- 1.ヒートポンプ内に外の空気を取り込んで、ユニット内の低音の冷媒(二酸化炭素)が大気中の熱を吸収する
- 2.温められた冷媒を圧縮してさらに高温・高圧化させる
- 3.タンク内の水を温めてお湯に変える
- 4.冷媒を膨張させて低温にする
5.タンク内に溜まった高温のお湯は、家庭で設定した温度になるように水に混ぜて冷まされて、キッチンやお風呂、洗面所などに給湯されるようになります。
エコキュートのメリット
エコキュートには様々なメリットがあります。
ここでは、以下の6つのメリットについて解説します。
①オール電化住宅になる
②光熱費を節約できる
③非常時にお湯が使える
④環境にやさしい
⑤補助金が使える可能性がある
⑥火災のリスクを減らせる
それぞれのメリットについて解説していきます。
①オール電化住宅になる
オール電化住宅とは、家で必要になる全てのエネルギーを電気でまかなう住宅のことです。
お風呂やキッチンなどではガスを使用せずに、電気を使ってエネルギーを消費します。
オール電化住宅にすることで、光熱費を節約したり、ガスや火による火災事故が起こりにくくなったりと様々なメリットがあります。
エコキュートは電気を使ってお湯を沸かす機械なので、オール電化住宅にしたい場合によく使われている設備です。
オール電化住宅を検討している方は、エコキュートの採用を検討しましょう。
②光熱費を節約できる
エコキュートを使うことで光熱費の節約をすることができます。
電気を使ってお湯を沸かすためガス代が掛からなくなり、割安な夜間電力を使うことで電気代の節約もできます。
電気料金プランを変更するなどして賢くエコキュートを使えば、ガスを使用していた時よりも半額近く光熱費を安くできる可能性もあるのです。
③非常時にお湯が使える
エコキュートは、タンク内に水やお湯を貯めておけるので、停電や断水のような非常時にもお湯が使えるようになります。
大体370〜460リットルのお湯を溜められるので、万が一の災害時の備えとしても役立ちます。
④環境にやさしい
エコキュートは、電気と自然エネルギーを使ってお湯を沸かすシステムなので、環境にやさしい給湯器です。環境に配慮した設備を使いたい方にはエコキュートをおすすめします。
⑤補助金が使える可能性がある
エコキュートのような高効率給湯器を採用することで、補助金をもらうことも可能です。
2025年に使える補助金事業の1つに、経済産業省の「給湯省エネ2025事業」があります。この補助金事業では、エコキュートを購入することで、補助額6万円~17万円が交付されます。
ただし、給湯省エネ2025事業は予算上限があり、予算を超えると予告なしに事業が終了するためこの補助金制度を利用する方は早めの申請を行いましょう。
また、お住まいの自治体によっては、エコキュートをマイホームに導入することで受けられる補助金・助成金制度もあります。
制度があるかどうか自治体に確認し、利用が可能なら補助金の利用をおすすめします。
エコキュートは、ガス給湯器よりも初期費用が高いため、補助金制度を賢く利用してお得に購入しましょう。
⑥火災のリスクを減らせる
エコキュートを使うということは、ガスを使用しないということです。
キッチンなどもガスコンロではなくIHクッキングヒーターを採用することになるため、火災による家庭内事故を防止することにつながります。IHによっては一定時間加熱していると自動的に止まる機能付きのものもあるため、IHからの火災の心配も減らすことが可能です。
小さい子供やご高齢の方と同居している方にとっては、コンロの消し忘れなどによる火災のリスクを減らせるエコキュートを特におすすめします。
エコキュートのデメリット
続いて、エコキュートのデメリットを4つ紹介します。
- ①初期費用が高い
- ②設置場所を考慮しなければならない
- ③お湯切れの心配がある
- ④水圧が低い
それぞれのデメリットを詳しく見ていきましょう。
①初期費用が高い
エコキュートは、ガス給湯器などと比較すると初期費用が高いです。
ガス給湯器なら初期費用20万円程度で済みますが、エコキュートだと40万円以上かかってきます。
初期費用が倍以上違うため、導入するかどうかを悩んでしまう人も多いです。
ただ、月々の光熱費を安く抑えることができることや、補助金制度が利用できることを考えると長期的に見るとエコキュートの方が安くすむ場合もあります。
②設置場所を考慮しなければならない
ガス給湯器は壁付けタイプでサイズもコンパクトなものが多いですが、エコキュートはヒートポンプユニットと貯湯タンクの2つを屋外に設置しなければなりません。
そのため、畳1枚分ほどのスペースを屋外に確保する必要があるのです。
また、温められたお湯をすぐに給湯できるように、できるだけ浴室近くの屋外に設置した方が良いとされています。浴室周りにエコキュートを設置するスペースが確保できるかを確認しましょう。
ただ、最近では従来のものよりもかなり薄型のエコキュートも普及してきているので、スペースが狭くても設置できる可能性があります。
エコキュートを置けるかどうかは、業者に相談しながら確認してみることもおすすめします。
③お湯切れの心配がある
エコキュートはタンクにお湯を貯める仕組みになっていますが、来客時など普段よりも多くお湯を使うとタンク内のお湯がなくなるお湯切れを起こす恐れがあります。
ただ、家族構成にあったエコキュートの容量を選んでおけば、お湯切れを起こす心配は減らせるので、適切な容量のものを選ぶようにしましょう。
④水圧が低い
ガス給湯器は、水道管から給湯器に直接給水される仕組みになっているので、水道圧に近い圧力でお湯が使えます。一方でエコキュートは、貯湯されたお湯を使うため、ガス給湯器よりも水圧が弱くなる傾向にあります。
そのため、キッチンのシンクで水を出したり、浴室でシャワーを使った時に水の勢いが弱くて物足りなく感じてしまう人もいるかもしれません。
水圧が強めお好みの方は、エコキュートでもハイパワータイプがありますので、そちらをお勧めします。
【実例】エコキュートを採用して後悔した人の失敗例
ここからは、エコキュートを採用して後悔した人の失敗例を紹介します。
エコキュートを選んで失敗したと後悔しないためにも、どのような失敗例があるかを見ておくようにしましょう。
電気代が節約できない
光熱費の節約のために、高い初期費用を払ってエコキュートを導入したのにうまく電気代を安くできなかったという人もいます。
これは、電気料金プランの見直しができていないことが原因だと思われます。
エコキュートを導入する際は、自分たちの生活スタイルと電気料金プランが合っているかを見直しましょう。
お湯切れが激しい
お湯切れが激しい理由は、容量の小さい貯湯タンクを選んでいるからだと思われます。
容量が小さいものほど価格がやすくなるため、少しでも初期費用を減らしたいからと容量の小さいタンクを選びたくなることもあるでしょう。
しかし、小さいタンクを選ぶと、お湯切ればかり起こして普段の生活に支障が出る恐れもあります。
家族の人数や普段のお湯の使用量を考えて、適切な容量のタンクを選びましょう。
水圧が低い
先にもお伝えしましたが、ガス給湯器よりもエコキュートの方が水圧が低いです。
事前に水圧が低いことがわかっていても、実際に使ってみると思っていた以上に違いがあることに驚いて失敗したと感じる人もいます。
水圧が強めのシャワーを使いたい人にとっては、エコキュートを導入したことを後悔する人もいるかもしれませんね。
最新のエコキュートは、水圧が従来の機種より1.4倍強いウルトラ高圧(パナソニック)というタイプも発売されておりますので、そちらをお勧めいたします。
欲しい機能がついていない
エコキュートには、給湯やお風呂のお湯はり機能だけでなく、省エネ機能や床暖房・太陽光発電との連携機能など様々な機能があります。
ただ機能をたくさんつければつけるほど、初期費用が高くなってしまうため安く抑えるために機能の少ないエコキュートを選ぶ人もいます。
しかし、実際に使ってみて欲しい機能がなくて使い勝手が悪く、後悔したと感じている人もいるようです。選んだエコキュートにどんな機能がついているかは、必ず確認するようにしましょう。
騒音でご近所トラブルになった
密集地だと、隣家との距離が近く、エコキュートの音がうるさくてご近所トラブルに発展したというケースもあります。
例えば、隣の家の寝室近くに室外機を設置したことで、夜エコキュートが稼働した音がうるさくて、訴訟に発展したという事例もあるのです。
ご近所トラブルにならないためにも、隣家との家の配置関係を確認して、エコキュートの配置場所を決めなければなりません。
【リフォーム業者が教える】エコキュートを選んで後悔しないための対策
では、先ほどご紹介した失敗例のような効果をしないためにも、これから紹介する対策を取るようにしましょう。
- ・電気料金プランの見直しで節電効果の向上
- ・適切なタンク容量の選択
- ・欲しい機能があるかどうかを確認
- ・設置場所の配慮
それぞれの対策を解説していきます。
電気料金プランの見直しで節電効果の向上
エコキュートを導入したにも関わらず、電気料金が安くならず悩んでいる方は、まず今の電気料金プランを見直してみることをおすすめします。
エコキュートは夜間にお湯を沸かすので、深夜帯の電気代が安いプランに変えることで電気代を安くすることが可能です。
ただ、日中の在宅時間が長いご家庭だと、深夜帯の電気代のみを安くしたプランにすると、日中の電気代が高くなってしまう可能性があります。
日中も家にいる時間が長い方は、昼間の電気料金が高額にならないように、バランスの良い料金プランを選ばなければなりません。
自分たちの生活スタイルから、どの料金プランにすれば節約できるのかをしっかりと検討するようにしましょう。
適切なタンク容量の選択
お湯切れが激しい理由は、貯湯タンクの容量が小さいからです。
家族の人数に合ったタンクを選ばなければ、お湯切れが激しく使いにくくなってしまうため、注意しましょう。
2〜3人家族なら370L、4〜5人家族なら460L、6〜7人家族なら550Lが大体の目安になります。もし普段お湯を多く使っている場合は、目安よりも少し容量の多いタンクを選ぶようにしましょう。
容量の少ないタンクを選んでいると、お湯切れが激しくなるだけでなく、昼間にお湯を沸かさないといけなくなることもあります。余分に電気代がかかることもあるため、必ず適切なタンク容量を選択してください。
欲しい機能があるかどうかを確認
初期費用を安く抑えたいからと最低限の機能のエコキュートを選ぶと、いざ使用するときに不便に感じることがあります。
エコキュートは一度購入すると長く使い続けるものなので、欲しい機能が搭載されている方は必ず確認するようにしましょう。
例えば、太陽光発電システムの導入をする予定なら、太陽光発電システムと連携できる機種のものを選ぶことをおすすめします。
他にも、見守り機能付きのものなど、便利な機能がエコキュートにはあります。
費用とのバランスを考えながら、快適に使える機能がついたものを選んでください。
設置場所の配慮
エコキュートの音によってご近所トラブルに発展しないためにも、隣家との位置関係に配慮して設置をしましょう。
メーカーや製品、容量によって騒音レベルも若干異なるので、それぞれのメーカーのエコキュートの騒音レベルを確認して、少しでも音が静かなものを選ぶのもおすすめです。
住み始めたらご近所と長く付き合っていくことになるので、お互いが気持ちよく住めるように考えなければなりません。
自分で判断できない場合は、エコキュートの施工実績のある施工業者、家を建ててもらうハウスメーカーや工務店に相談するようにしましょう。
まとめ
エコキュートについて解説していきました。
エコキュートは、うまく使うことで光熱費の節約ができます。
また、ガスを使用しないオール電化住宅のため、火災のリスクも軽減でき、環境にやさしいなど様々なメリットがあります。
ただ、初期費用が高かったり、お湯切れの心配などのデメリットもあるため、導入するかどうかはエコキュートの性能についてしっかりと調べた上で検討するようにしましょう。
これまで解説したことを参考に、自分たちの家庭に合うエコキュートを探してみてください。
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■かしこいエアコンの選び方
1. エネルギー効率を確認する
省エネ性能が高いエアコンを選ぶことが重要です。
- エネルギー消費効率(COP):COP(Coefficient of Performance)は、エアコンが消費する電力に対する冷暖房能力の比率です。COPの数値が高いほど、効率的に電力を使用することを意味します。
- 省エネラベル:エアコンには省エネ性能を示すラベルが貼られています。星の数が多いほど省エネ性能が高いです。
2. 適切な容量を選ぶ
部屋の広さに合ったエアコンを選ぶことで、効率よく冷暖房を行うことができます。
- 部屋の広さ:エアコンの能力(冷房・暖房能力)は部屋の広さによって異なります。一般的に、6畳、8畳、10畳など、部屋の広さに対応した能力のエアコンを選びます。
- 天井の高さや断熱性能:天井の高さや部屋の断熱性能も考慮する必要があります。高い天井や断熱性能が低い場合は、少し高めの能力を持つエアコンを選ぶと良いでしょう。
3. 静音性を重視する
静かなエアコンを選ぶことで、快適な生活環境を保つことができます。
- 運転音の確認:エアコンのカタログや仕様書に記載されている運転音のレベルを確認しましょう。特に寝室やリビングルームに設置する場合は、静音性が重要です。
4. スマート機能をチェック
便利な機能を持つエアコンを選ぶことで、より快適な生活を送ることができます。
- Wi-Fi対応:スマートフォンでエアコンを遠隔操作できるモデルを選ぶと、外出先からでもエアコンのオン・オフや温度設定が可能です。
- タイマー機能:設定した時間に自動でオン・オフするタイマー機能は、無駄な電力消費を抑えるのに役立ちます。
- 空気清浄機能:空気清浄機能が付いているエアコンは、冷暖房しながら空気中のホコリや花粉を除去してくれます。
5. 信頼できるメーカーと保証内容
信頼できるメーカーの製品を選び、保証内容も確認しましょう。
- メーカーの評判:信頼できるメーカーから選ぶことで、品質やアフターサービスの面でも安心です。
- 保証期間:長期間の保証が付いているエアコンを選ぶと、故障時も安心です。特に、コンプレッサーや電気部品に対する長期保証があると良いでしょう。
■エアコン買替メリット
①省エネ性能に優れているので、節電になる。
②全自動お掃除機能付きの機種ならで面倒なフィルター掃除の手間が省ける。
③AIセンサー搭載で、面倒な設定をしなくても人の居場所を見分けて無駄なく快適に冷房してくれる。
④換気清浄機能付きの機種なら、空調しながらお部屋の空気をきれいにしたり換気もしてくれる。
⑤無線LAN内蔵で外出先からスマホで遠隔操作ができる。
エアコンの交換工事やエアコンクリーニングのご依頼がありましたら、お気軽にご相談ください。
NO.9 住まいもメンテナンスが大切!「もしも」に耐えられる住まい
万が一の時のために、どんな備えをしていますか?
食料や水、薬といったグッズの備えはしていらっしゃる方も多いと思います。
では、住まいについてはどうでしょう?安心といえるでしょうか?
住まいは、見える部分だけでなく、見えない部分の老朽化が進んでいないかも確認が必要です。
災害時に今の住まいが耐えられるよう、定期的な点検やメンテナンスをしていきましょう。
⇒車には車検、体には健康診断があるように、住まいにも「家検」という住宅健康診断があります。
当社では、資格を持ったプロがおりますので、お気軽にご相談ください。
憧れの北欧スタイルに一新!
郊外にあるスウェーデン生まれの大型家具店に代表される「北欧テイスト」は、シンプルながらおしゃれな雰囲気になると、とても人気です♪
「北欧」と「和」を掛け合わせた「ジャパンディスタイル」もおすすめです!
北欧の住まいづくりは『天然素材を活かす』『小物でアクセントをつける』など、日本と共通しているところがあります。
難しそうに見えて、実は私たち日本の住まいに取り入れやすいコーディネートなのです。
北欧に住まいづくりでは、天然素材や自然を感じるカラーをふんだんに取り入れます🍃
無垢材を使った家具を置いたり、内装を自然の風合いある「クラフトレーベル」にかえるのはいかがでしょうか?
アクセントとして「インテリアカウンター」を設置して観葉植物を飾るのも素敵ですよ✨
家具や素材や小物…、手軽に挑戦できそうなところから取り入れませんか?