6月からの電気代値上げ対策!無理なくエコで快適省エネ生活
6月からの電気代値上げが発表され、多くの家庭で光熱費の負担が増えることが予想されます。
そこで、家庭でできる節電対策や光熱費を削減できる省エネリフォームのアイデアを紹介します。
少しの工夫で電気代を抑え、環境にも優しい生活を送りましょう!
□家庭ですぐにできる節電対策
①待機電力を削減する
家電製品は、電源を切っていてもコンセントに差し込まれたままでは待機電力を消費します。使っていない家電のコンセントを抜くか、スイッチ付きの電源タップを使用して待機電力を削減しましょう。
②エアコンの設定温度を調整する
冷房の設定温度は26〜28度、暖房は20度に設定することで、大幅に電力を節約できます。また、フィルターの定期的な掃除を行うことで、効率的に動作させることができます。
③節水シャワーヘッドの使用
節水シャワーヘッドを使用することで、水道代だけでなく、お湯を沸かすためのガス代や電気代も節約できます。
④冷蔵庫の使い方を見直す
冷蔵庫は必要な容量を確保しつつ、詰め込みすぎないように注意しましょう。また、冷蔵庫の扉の開閉を減らすことで、冷気の損失を防ぎます。
□光熱費を削減できる省エネリフォーム
上のグラフを見るとわかるように、1日の電力消費割合の多い家電は、エアコン・冷蔵庫・照明・給湯で約7割を占めます。
これらの家電を省エネ効率の高い設備に交換したり、太陽光発電を導入することにより、電気代を削減することが可能です。
①消費電力が低いエアコンへ交換
近年ますます気温が上がり、エアコンなしの生活は考えられません。したがって消費電力の低い機種に変えることが電気代の節約につながります。
\最新のエアコンは、省エネ性能に優れ、電気代もおトク!/
2012年の製品と2022年の省エネタイプ(多段階評価★3.0以上)を比較してみましょう。
新旧省エネ性能比較の計算について
- 冷暖房兼用・壁掛け形・冷房能力2.8kWクラス
- 期間消費電力量:2012年はJIS C 9612:2005、2022年はJIS C 9612:2013に基づいて測定された試算値です。(地域、気象条件、使用条件などにより、値は変わります)
- 2012年はクラス全体の単純平均値、2022年はクラスの省エネタイプ(多段階評価★3.0以上)の単純平均値(小数点以下四捨五入)。
出典:経済産業省 資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ(2012年冬版 / 2022年版) - 年間電気代は、期間消費電力量に電力料金目安単価*31円/kWh(税込)を乗じて算出した目安です。
*電力料金目安単価:公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会(2022年7月22日改定) - このデータは特定エアコンの消費電力量や電気代を保証するものではありません。
★買換えの時は、省エネ効果の高いエアコンを上手に選びましょう。
「しんきゅうさん」というサイトで、自分の家のエアコンを買い替えた場合、どれぐらいお得になるかシミュレーションできます。
②LED照明への切り替え
蛍光灯や白熱電球をLED照明に替えることで、消費電力を大幅に削減できます。LED照明は寿命も長いため、ランプ交換のコストや手間を省け、長期的に見てもコストパフォーマンスが良いです。
照明器具に使われているランプが白熱電球や蛍光灯なら、LEDに変えることで電気代が1/8から1/2にまで少なくなります。
どれぐらいお得になるかシミュレーションしてみましょう。
- 電気料金は●1日5.5時間、年間2000時間使用●新電力料金(目安単価)31円/kWh(税込)[2022年7月改訂]で計算。当社調べ。使用条件により変わることがあります。
- このシミュレーターは、目安であり、結果を保証するものではありません。
- 電気料金は●1日5.5時間、年間2000時間使用●新電力料金(目安単価)31円/kWh(税込)[2022年7月改訂]で計算。当社調べ。使用条件により変わることがあります。
- このシミュレーターは、目安であり、結果を保証するものではありません。取り替え前の器具と取り替え後の器具の明るさは同じではありません。
- 2021年発売スタンダードシリーズ(大光量タイプ、高効率タイプ)でシミュレーションをしています。当社2005年発売のツインパルック蛍光灯器具との比較(~14畳: 140形ツインパルック蛍光灯器具、12畳:100形ツインパルック蛍光灯器具、10畳:85形ツインパルック蛍光灯器具、8畳:70形ツインパルック蛍光灯器具)。ツインパルック蛍光灯器具は生産完了。
- 電気料金は●1日5.5時間、年間2000時間使用●新電力料金(目安単価)31円/kWh(税込)[2022年7月改訂]で計算。当社調べ。使用条件により変わることがあります。
- このシミュレーターは、目安であり、結果を保証するものではありません。取り替え前の器具と取り替え後の器具の明るさは同じではありません。
③給湯
給湯機の種類には、ガス・電気・灯油などありますが、エコキュートは、空気の熱を利用して効率よくお湯を沸かす「ヒートポンプ式」の為、他のに比べて電気代が安く抑えられます。
\給湯機は、電気代がお得なエコキュートがおすすめ。補助金もあります/
④高効率窓への交換
住まいの中で熱の出入りが多い場所が開口部である「窓」と「ドア」。
寒さ・暑さ・結露といったお部屋のお悩みを解消するためには、窓とドアをしっかり”断熱”することが大切です。
高効率窓に交換することで、このエネルギーロスを大幅に減らし、冷暖房の効率が格段に向上します。
遮熱高断熱複層ガラス入窓に交換したり内窓をつけると、夏の強い日差しを約60%カットし、冷房効果を高めます。
室内の明るさはそのままに、窓から入る熱をカットし、紫外線も大幅に遮断。 熱中症予防にもなりますし、家具やインテリアの色あせも防ぎます。
さらに、窓の外側にシェードを追加すれば、遮熱効果も高まり、部屋の温度上昇を抑えることができます。
\今なら補助金で、窓を断熱性能の高い内窓や取替窓にリフォームできます/
⑤太陽光発電システム・蓄電池の導入
太陽光発電を導入することで、毎月の電気代を大幅に削減できます。太陽の力を利用して電力を自家発電するため、電力会社から購入する電力を減らせます。これにより、月々の電気代がぐっと抑えられます。
太陽光発電で発電した電力が余った場合、電力会社に売電することも可能です。昼間に発電した電力を売って収益を得られるので、光熱費だけでなく、家計全体にプラスになります。
さらに、蓄電池を導入すれば、日中に発電した電力を夜間や天気の悪い日に使用することができます。これにより、太陽光発電の効果を最大限に活用し、電力の自給自足が実現できます。特に電気料金が高い時間帯に蓄電池の電力を使うことで、電力コストをさらに削減できます。
電気代値上げに備えて、家庭でできる節電対策や省エネリフォームを実践することで、光熱費の負担を軽減することができます。少しの工夫で大きな節約効果が得られるので、ぜひ試してみてください。エコで快適な生活を送りつつ、家計にも優しい選択をしましょう!