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日々の暮らしを 大切にする住まい

『SDGs(エスディジーズ)』

 Sustainable Development Goalsの略で「持続可能な開発目標」という意味。自然環境が壊されたり、貧困や差別が生まれたり、世界各地で起こっているさまざまな問題をみんなで解決しようという取り組みを指します。国連(国際連合)本部で、17個の「目標=ゴール」が決められ、2030年までにすべての目標を達成することが世界共通の“約束ごと”です。

■ 暮らしの身近にある問題点
  SDGsの目標を達成するためには、国や企業による取り組みだけではなく、私たち個人の行動も重要な要素です。特に身近なところで問題視されているのが、食品ロスについて。廃棄される食品は、日本だけで年間570万トンにも及ぶといわれています(農林水産省2019年データより)。これは、食品を無駄にすることはもちろん、ゴミ処理にかかるコストや温室効果ガスの排出、埋め立てなどによる環境への負荷など、さまざまな問題の要因にもなります。買った食材や食品はきちんと使い切ること、安いからといって大量買いをせずに消費できる量だけを買うこと。それがSDGsにつながると考えると、私たちでもできる気がしませんか? 

■ キッチンで食育(SDGs)を!
 近年、食品ロスの取り組みは食育に関する重要なテーマにもなっており、学校給食などを通じて食育(SDGs)を学ぶ機会が設けられています。
 家庭でも子どもたちにSDGsを学んでもらう機会はたくさんあります。例えば、親子で一緒に料理をすること。食材に興味を持ったり、自分で作った料理がいつも以上においしく感じたりすることで、食品ロスに対する学びを深めるきっかけになるかもしれません。一緒にキッチンに立つことで会話も弾みます。お子様のいるご家庭は、ぜひ家族で一緒に料理ができるキッチンをリフォームプランに取り入れ、SDGsに取り組んでみてはいかがでしょうか。

SDGs

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