暮らしの広場

おじいちゃんの家が好き!

○月○日 おじいちゃんの家が好き!

僕は、小学生の時、春・夏・冬休みになると田舎のおじいちゃんの家に預けられた。両親は共働きで、お父さんは残業で遅いし、お母さんも家事でいつもバタバタしていた。

僕は、おじいちゃんの家が好きだった。広い畳の部屋でゴロゴロできるし、庭にはいろんな木や花があって、柴犬のケンタもいた。

近くの森でセミ採りや木登りだって出来た。おじいちゃんは竹トンボの名人で、いろんな昔の遊びを教えてくれた。宿題もていねいに教えてくれたし、工作も手伝ってくれた。でもイタズラをすると、ものすごく怖い顔で叱られたっけ。

おばあちゃんはとっても優しくて、手作りのホットケーキは最高!それに、学校や友だちのことをいろいろ聞いてくれるから、たくさんしゃべった。孫育

いつもはお母さんに叱られてばかりいたゲームだって、2人に教えてあげると、ヘタだけど楽しそうに遊んでいた。本当は、ずっといたかったけど、休みが終わる前に家に帰らないといけない。ちょっと悲しかったけど、でもまた会えるから大丈夫って思って、迎えに来たお母さんと新幹線に乗った。

おじいちゃんの家には、僕たちの思い出がいっぱい詰まっている。

孫育

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